さぽろぐ

日記・一般  |札幌市中央区

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2008年04月17日

札幌シネマフロンティアってすごいね!

取締役統括責任者の伊豫田さんがゲストでした。

札幌シネマフロンティアの入場者数って、全国で3位なんだって。これって、六本木ヒルズと・・・なんだっけ・・・どこかの次で、全国的にもめずらしい大成功ということになるらしい。業界では「駅にシネコンを作っても失敗する」という通説があるそうです。駅はどんなに人がいても、通過する場所で映画を見に立ち寄る場所じゃないって。確かにこれまではシネコンって郊外にあるイメージですもんね。なので、札幌駅直結、おまけに東宝・松竹・東映3社合同という意味でも札幌シネマフロンティアは特別な存在。これからはこの成功例をモデルに、全国で似たようなシネコンをつくるんだって。

業界の長い伊豫田さん。昔から映画館といえばポップコーン。そして映画館の食べ物といえば「高い」「まずい」ものという印象。実際、映画を見終わったお客さんを見送っていたらせっかく買ったポップコーンを食べ切れなくて、残す人がほとんどだった。なぜかと思って自分でも食べてみたら、やはりまずくて食べきれない。これじゃいけないと劇場の売店で、その場で作るスタイルにチェンジ。格段に美味しくなったポップコーンは、バケツ並みに大きなサイズも残さない人が多数に。いまでは当たり前になったシネコンのポップコーン。美味しさの裏には、経営サイドのこんな想いが詰まっていたんですね。

さらに「高い」「まずい」を払拭したいと思った伊豫田さん。鳥インフルエンザで騒ぎのあった頃、から揚げの売り上げが落ちたので知床の無菌の地鶏を確保。店頭で「知床ざんぎ」として販売したところけっこう売り上げが伸びたらしい。それならと、フライドポテトも芽室産のマチルダにチェンジ。これまた「美味しい」とヒット商品になったんだって。気を良くした芽室の農家の方から、芽室の小麦で作ったアンパンを作ろうという話がくる。面白いから「ステラあんぱん」と名づけて星型のアンパンを制作。でも、芽室から札幌に運ぶ間に、せっかくの星型が太って丸くなり、星っぽくなくなった。で、今では普通に丸いアンパンの上に、メロンパンの生地で星型の飾りをつけています。
「ステラあんぱん」一個150円。続くヒットなるかっ!?

伊豫田さんには夢があって、このポップコーンの原材料を道内産に変えること。「北海道といえば、とうもろこしと思ったのに、作ってないんだよね。畑がないのよ。」そうだったのか。知らなかった。。。けっこうまとまった量が必要だもんね。でも、いま模索中で、この夢は必ず叶えたいと。そして、全国のシネコンの定番にしたいと語ってくれました。

「名前も決めてあるんだよね。『どさんこーん』にしようと思って」
おお。。全国のシネコンで『どさんこーん』が定番になる日が来るのでしょうか。。。
伊豫田さん、頑張ってください!face03


Posted by 福津京子 at 20:27│Comments(0)
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