さぽろぐ

日記・一般  |札幌市中央区

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2008年04月20日

山田太一さん

山田太一さん


今日は友達を誘ってお芝居を見てきました。
「鈴木喜三夫+芝居の仲間」ファイナル第15回公演。
『流星に捧げる』

時代は現代。早春。築81年のしっかりした半洋風の古家が舞台。
そこに住むひとりの老人がインターネットのサイトに
「動かない風見鶏。車椅子の老人。ひとり。」と
書き込みをした事から物語が始まります。
大きな屋敷に一人暮らしという老人に寄ってくる
いろんな思惑の男女6人。
プラス、28年も家政婦に通う女と家主の8人が織り成す物語。
微妙な恋愛感情や、下心がありつつワルになりきれない男。
様子がおかしくなってくる老人への慈愛。
最後はしっかり泣かせていただきました。。。あーよかった。。。

作者は、「ふぞろいの林檎たち」で有名な山田太一さん。
この作品も、山田太一さんらしい、泣き笑い、終わってじんわり。
とっても余韻の残る、大人が楽しめる作品で、
帰りの車中では、4人のベテラン役者さんの話で盛り上がりました。
とにかくとーーーっても良かったです。。。

山田太一さん


実は今日の千秋楽には、山田太一さんが来札されると伺ってまして。
なんと記念写真も撮らせていただいちゃったー!
左から、友達の村澤さん・山田太一さん・演出の鈴木さん・私です。
一緒に行った日芸出身の村澤さんも大感激で
「私も学生時代にシナリオを書いていてぇ~」と
握手しながら興奮気味に話をしていました。
とーーっても優しい方だったので
「こんなことなら、録音機材持参で行くんだったわぁー」と私がいうと友人も
「私も学生時代に古本屋で手に入れたシナリオにサインして欲しい!」と
張り切っていました。あー、なんだかまだ興奮がさめません。

明日の放送でもこのお話をします。帰り道、夕日がきれいでした。。。


Posted by 福津京子 at 22:40│Comments(0)
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山田太一さん
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